2012.05.17 Thursday
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本日は、金物検査の様子をお伝えします。
金物検査とは、
在来軸組工法と呼ばれる木造住宅の柱や梁、土台といった
構造部材同士の接合部を繋ぐために用いられる補助金物が
しっかり取り付けられているかを確認することです。
↑ホールダウンと呼ばれる金物です。
柱が土台や梁から引き抜けるのを防ぎます。
金物がきちんとついていないと
建物の荷重がきちんと伝わらず、
安全性の高い建物はつくれません。
また、壁が出来上がると見えなくなってしまう部分ですので
工事の途中段階で、きちんと見ておかなければならないのです。
↑柱や梁のまわりに様々な金物がついています。
工務店さんが一度確認した後に
当事務所と、構造設計士の方とで検査を行います。
その次に、第三者期間の検査として
確認申請機関と瑕疵保障会社の検査も受けます。
↑検査の様子です。複数人の目で確かめることで精度の高い
建築がつくられていきます。
以上の、何重もの検査を合格して初めて、
次の工程へと進んでいけるのです。